酒やめて、3207日

酒やめて「タネ銭」をつくることの重要性がどんどん高まっている!
1個前のエントリで「デイトレードやったるで」という決意表明(?)をしたのですが、断酒erがデイトレードに向いていると勝手に考えたからでもあります。それについて誰からも頼まれていませんが、少し記しておきたいと思います。
大前提として酒をやめるとお金が貯まるということがあります。これにはいろんな局面があり、このブログでも度々触れてはいます。個人的に大きいと思うのは、飲んだくれていると酒以外の生活が基本的にミニマムになり、そこから「酒」という要素(毒素?)をひくと「ミニマム」だけが残り、通常よりもお金が貯まりやすい点があります。だから投資にしても、いわゆる「タネ銭」をつくりやすいのではないかと(参考「タネ銭がないとにっちもさっちも行かん世の中になってもーた。ますますもって飲んでる場合じゃありません」)。
でもって現在においては、物価高賃金安かつ円安ですので、日本で働き、円で報酬を受け取ることの価値がどんどんシュリンクしていて、だからこそ世界の繁栄に「乗る」という投資の価値が相対的に大きくなってわけですよね。とまあ、こんなことはお前に言われなくてもわかっとるわいマターでしょうが、言いたいのはその先であります。
デイトレードあるいはスイングトレードもそうですけれども、インデックス投資に比べ、やはりギャンブル的な要素が強い。インデックス投資の場合、世界が繁栄を指向している以上、上がり基調になるなので、長期保有していればほぼほぼ利益が出ることは世の中に常識になっています。つまり投資と言いながらもゼロサムではなくウィンウィンに近いかたちになっていることもいつも書かせていただいています。ただ、デイトレードの場合、ゼロサムな部分が当然があるわけですよね。誰かが得すれば誰かが損するという。
なので、損切りという概念が非常に重要になってくるということを、私は勉強しました。
断酒erは「俺だけは大丈夫」とは思わない
そして、ここにおいて、断酒erであることが生きてくるのではないかという、勝手な理屈があります。どういうことかというと――。
断酒erは、「俺だけは大丈夫」という考え方の愚かさについて知悉してるわけですよ。俺だけは適正に飲めるなんてことはあるわけがないということが、もう確信にして信条になっているのです。
私の場合、さらにそれを超えて、そのような思想は「憎しみ」にまで昇華しているのでございますよ。威張ることじゃないが。それは「俺は酒を適切にコントロールできる」と自慢するだけならまだしも、「お前と違って」を強調する人間がいるからです。そいつが本当にコントロールできているかどうかはしらんけど、そういうことでマウントを取ろうとする行為を憎悪しています。
でもって、ゼロサムである株の場合、そうした「俺だけは大丈夫」という思想は敵であり、それによって敗れ去る人も多いという構造になっていますよね。と、始める前からエラソーに言うのもなんですが(ほったらかしの個別投資なら30年ほどやってはいるが)。
つまり、「俺だけは大丈夫」思想から解放されているので、損切りも冷静に行えるのではないか。もっとエラソーに言えば、自分に対するメタ認知ができているので、そうしたギャンブルに近い、デイトレードとも相性が良いのではないかという身勝手な理屈を信奉する次第でございます。さてさて、どうなることか。
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