酒やめて、1588日。
唐突ですが、高学歴は役に立つのか立たないのか
一週間ほど前のことですが、AKBの峯岸みなみさんがソロ活動を始めるにあたってお酒を解禁したそうです。AKB卒業を宣言してから、実際には卒業するまでコロナで待たされたわけですが、その間、500日間以上、禁酒していたのです。それはTwitterでも報告していました。そのことをこのブログでも取り上げたことがあります(参考「アイドルにも断酒ムーヴメント!? AKBの峯岸みなみさんが先陣を切ったか」)。
もともと卒業までの時限措置だったようなので、予定の行動と言えばそうなのでしょう。でも断酒者としては、非常に惜しいと思うのです。以下、その理由を余計なお世話ながら書いてみたいと思います。
と、ここで唐突ですが「高学歴」ということを考えてみます。いわゆる高偏差値大学を卒業したことは当然ながら就職では役に立ちます……と言いたいところですが、こと文系に関しては、現在ではなかなかそうもいかないような状況ではあります。
では高学歴がまったく役に立たないものかというと、私はそんなことはないと思います。つまり自分の他の武器と組み合わせたときに、俄然輝きを持つのですね。だと思います。高学歴じゃないので断言はできませんけど(汗)。
ですから高学歴は、大貧民(トランプゲーム)におけるジョーカーのようなものですよね。他の強いカードと組み合わせたときに最強になるのです。
そしてアイドル+断酒も同じようなものだと思うのですよ。アイドルもそれだけでは突出することができず、他の武器を持つことが重要な時代のようにも見えます。芸能人もパラレルキャリア、というわけです。たとえば、鉄子アイドルや歴女アイドルですよね。その元祖(?)の中川翔子さんなどはアニメオタク(とくにエヴァ?)ということで、その手の男子をがっつり釣り上げてます(たぶん)。昔、ダイビング雑誌の取材を受けたとき、プラグスーツ型のダイビング用ドライスーツだかウエットスーツを自前で用意したというから、オタクぶりが本気であることがわかり、そういうところが共感を呼ぶのでしょう。逆にビジネス鉄子などはオタクにはすぐわかってしまうものです(笑)。
断酒アイドルなんて、「最先端」だと思いますよ
ですからねえー、峯岸さんもその路線で行けばよかったのになあー、とほんとに余計なお世話ながら思ってしまいますよ。彼女は頭もよさそうだし、第二の指原になるのではないかという話もあるようですが、これに「断酒」「禁酒」加われば、大貧民でいうところの「2とジョーカー」になるのでは、と思う次第なのです。
先に引用をした記事にも書きましたが、ずいぶん前から、ハリウッドでは断酒がブームというかスタイリッシュあるいはステイタスとして捉えられているそうです。それは、自分の意思の強さをアピールすることにもなるからです(もちろん断酒は「意思の強さ」でするもんじゃないですけど)。峯岸さんも、そのハリウッド型芸能人になることを期待していたのですが……。断酒者の身勝手ながら。
ただ、時限処置ではあっても、峯岸さんの「今日もお酒を飲みませんでした」はかなり注目を集めたわけで、断酒・禁酒が武器になることの証明になったとは、断酒者的には思います。そこを狙ってくるアイドルや芸能人は今後出てくるでしょう。そう願いたいものです。そして芸能人が加わることで、「酒ダサイ」の世の中はさらに加速するのではないでしょうか。