息子さんを旧帝大に入れた友人(非飲酒者)の話。

酒やめて、2048日。

子どもの進学先と親の飲酒習慣には相関関係がある!?

昭和から平成にかけての社会人の一つのパターンとして、一生懸命働いて、あー疲れたーストレスも溜まったー! で酒を飲む、というものがあります。それが今、曲がり角に来ている……ということはいつも書かせていただいております。

ただし、酒を飲まないという人間も世の中にはいるわけですよ。私の大学時代の友人にもいます。そういう人間と話すと、でもやっぱり飲み会などは出なくちゃいけなくて最初の一杯ぐらいは飲まされていたよなあ、と証言(?)します。今はもうそういう立場じゃなくなったんでラクだよ、とも。

そういう彼ですが、お子さんが旧帝大に合格しています。

でもって大学の同級生ということは、まあ頭の程度は私と同じくらいであり、DNAには期待できないわけです(奥様のはどうだか存じあげませんが)。つまり要は、お子さん本人と家族の努力で合格したということですよね。

オンリーワンエビデンスなので普遍的なものではもちろんないです。ただ、ではそれ以外の飲んでいた、あるいは呑んだくれていた友人たちのお子さんはといえば、旧帝大に入れたという話は聞きませんねー。むろん我が家も含めて。

とまあ、こうした事例だけで言うのもナンですし、私などは友人も少ないのでエビデンス母数も少ないのですが、飲まない人のお子さんはいい大学に行ける(?)という仮説もあるいは成り立つのではないか、と。

繰り返しますが、大学時代の友人というものは、受験入学の場合、基本的には偏差値で輪切りになっているので、頭の性能も同程度になると考えてもいいと思われます。そうすると、ですね、これも繰り返しますが、お子さんの進学先は、本人の努力と親の努力といった後天的なもので決まると言っていいのではないでしょうか(推薦入学の場合、早稲田中高や東海中高から指定校推薦で来たという「逆・身の程知らず」もいて、そういう連中のお子さんはDNAに期待してもいいと思いますが)。

と、論を進めると(?)、親の飲酒とお子さんの進学先は、ある程度相関関係があるのではないかなあとあらためて思うわけですよ。それにはむろん経済力も含まれます。東大合格者の親の年収平均1000万超えというのは有名ですし。そして飲酒は確実に経済力を削ぎます。お父さんそれは太郎の塾代なのよお酒買ったららめえええ、の世界です。とまあ、そういう側面が一つある、と。

飲酒せずにコミュニケーションだ!

それを前提として、「親の飲酒とお子さんの進学先」について、もう一つの確信があります。コミュニケーションです。

小さい時から親とよく話すお子さんは、地頭が良くなるといいますよね。脳が開発されるわけです。

当然、親が酒を飲まないとコミュニケーション量は増えます。お父さんが外で飲んで帰ってバタンキューじゃあコミニケーションできませんし、家の晩酌であっても、酔ってると、ちょっと来いだいたいお前はなあ、みたいなことを言い始め(酒飲みは説教好き)、それはコミュニケーションとは言えません。そうではなく飲まずに、たとえば一緒に図鑑を見てこれなんだろうねというのが大切だと、たとえば塾の先生などは言います。今さら気づいても私の場合、遅すぎて涙が出るのですが。

実際、twitter上で私が勝手に断酒仲間認定させていただいている方々でも、お子さんと接する機会が増えて嬉しいみたいなことをツイートしてますしね。

とまあそういうわけで、親の飲酒習慣の有無と、お子さんの学力というよりも脳力には相関関係があるという仮説を、ここに提示させていただく次第であります。

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