酒やめて、1938日。
酒飲んで寝ても、頭の中のゴミは片付かない!
私は定収入皆無のフリーランスの身で、なおかつここ数年は仕事もそんなに多くもなく、さらにジジイなので、朝早く起きてだいたい午前中に予定分が終わってしまいます。しかしそれでも十分やっていけますし貯金もできます。人生でお金がかかるステージが終わったという個人的事情もありますが、やはり断酒&ミニマム生活恐るべし! という感じです。低年金の老後も、なんだか大丈夫そうな気もしております。すべては酒やめたおかげです。
と、そのように基本的には「ゆるワー」状態なのですが、最近は珍しく仕事が立て込んでいまして、朝から晩までわりにしゃかりきに働いております。
朝から晩まで働いて、当然ながら、酒を飲まずに寝るわけですよ。そうすると翌朝起きて、さあ仕事を始めようというとき、昨日一日仕事をして溜まった頭の中のゴミが完全に片付いているというか、頭の中がすっきりはっきりリセットされていて、だからすっと仕事に取り掛かれ、そして結構サクサクできるのですね。
飲酒時代は当然ながら夜飲んでいて、そしてだいたいは寝落ちでしたけど、朝早く起きて仕事に取り掛かるスタイルは同じでした。ただ、その仕事のスタート地点での「頭の中」がまるで違ったのです。朝起きても、頭の中が片付いてないのですよ。
二日酔い……というのとも、またちょっと違うのです。これは個人的な感覚であり、医学的にどうなのかは分かりませんが、前日に仕事によって溜まったゴミが、まだ一部、頭の中にある。したがってその状態でスタートしなければいけないということにあいなります。
まっさらな頭で一日を始められるありがたさ!
実はこの、断酒前、断酒後の違いって、非常に大きいなあと思うのです。もちろん個人的な感覚で参考になるかどうかも分かりませんけれども。
ともあれ今は、一日の仕事をゼロから、まっさらな頭でスタートできる。デフラグやって断片化しているファイルが片付いている、という感じですかねー。
一方、飲酒時代は、マイナス地点から、なにか錘を抱えたままスタートするという感じでした。繰り返しますが、二日酔いの影響ももちろんあるかもしれません。でもそれだけじゃないのです。「ディスク容量が不足しています」にも似ています。ですから能率が上がらないことを甚だしいのです。
何度もすみませんが今はまったくクリアな頭で仕事がスタートできるのですから、少なくともスタートダッシュが効く。筋トレをやればさらにそのスタートダッシュが加速します。このただ一点をもってしても、やっぱり酒やめてよかったとは思いますねー。
「ゆるワー」ジジイの私でさえそうなのだから、バリバリ働いている方の効用たるやさぞや、でしょう。やっぱり人生の早い時期に酒やめられるのは本当に意義深い。そこが、遅れてきた断酒者の私としては悔しいところなのですが(苦笑)。
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