断酒を続けるにあたっては、やっぱり「断酒友」は必要です!

酒やめて、1003日。

私が断酒しようと考えたきっかけは、世間によくあることで、要は酒要因で死にそうになった経験にあります。ある朝、パソコンに向かって仕事をしていると、突然、手がまったく動かなくなり、冷や汗というかアブラ汗というか、とにかくだらだらと出てきました。こりゃいかんと思って、とにかくソファに倒れこむと、今度は足も動かないことに気づいたのでした。

飲まないがゆえに倒れるアル中もまたある!

救急車を呼ぶのは憚られたので(近所に救急車をいつもタクシー代わりに使っているおばあさんがいるので笑)、タクシーを呼び、転がり込んだ救急病院の医師の見立ては「アルコール性低血糖」とのことでしたが、そのときは仕事が立て込んでいて、私にしてはチョー珍しく前夜から飲まずに、いわゆる徹夜仕事をしていました。つまり酒を飲んで倒れたのではなく、飲まないがゆえに倒れたということになります。私の場合、これまでは酒を定期的に飲んでいたから血糖値が保たれていたのであり、それを飲まずにいたら、身体が血糖を上げる術を持たず急降下させてしまったという理屈になるらしいのです。

昨年暮れに小学校の同窓会があり、そこで酒を飲まない理由を訊かれたので、このような弁明にこれ努めていたら、恵泉女学園出身の(元)お嬢様から、「なんだかんだ言っても要はアル中じゃない」と一刀両断されてしまったのでした。

それはともかく、医師の診断の後、点滴を打ってもらってるときから、実は「今晩は飲もう飲もう飲もう」と考えていました(入院を勧められましたが、「仕事」を理由に、本当は「今夜は飲むで~」を理由に断ったのです)。ただ、その時点でガンマGTPが800を超えていたこともあり、またさすがに周囲の手前もあったので、その晩はがまんしました。体力がなかったのも理由です。酒飲むのも体力が必要ですからねー。

アル友→断酒友のブログで知見を得る!

その翌日でしたか、以前「酒やめるために教育入院してみようと思ってる」という飲み友達に電話して、その「教育入院」とやらについて訊いてみようと思い立ったのでした。

するとなんと、飲み友は1ヶ月ほど前から断酒しているとのこと。そして、断酒ブログを始めた、とも。以来、その友人のブログの愛読者になったのですが、そこに非常に印象的な一節があったのでした。少し引用します。

そんな厳しい折、
全然うつにもならず、悲観もしないで
ニコニコしている仲間がひとりいました。

その人はその当時、僕や友だちと比べて
仕事が少なく、僕たちよりも不安定でした。

でも彼は

え? なんとかなるんじゃない?
いままでそうだったし

と、けろっとしていました。爆  笑

僕と友だちは飲んだくれながら彼のことを

まったくめでたくてうらやましいや…

と、不安にならない精神状態に半ば呆れていました。

そしていま、僕は断酒して1年ちょっと経ちましたが
わかったんです、その人が不安にならなかった理由が キラキラキラキラキラキラ

不安にならず平然としていた彼は
お酒が大嫌いでほとんど飲まなかったのです。

僕も断酒して3か月目に入った頃、
なぜかそれまでずっとまとわりついていた
仕事に対する不満や将来に対する不安とか
世の中つまらないなぁという気分が突然なくなりました !!!!

「なに調子いいこと言ってぇー」と言われそうですが、
ホントにスーッとうつが消え去ったのです、お酒をやめたら グッハッ

その元記事

そのブログ(注:今は断酒ブログではありません笑)

酒を飲まずにいると、将来について楽観的になれる――。これは私にとって非常に重要かつ衝撃的な“知見”でした。

そして断酒を続けることとは、その「楽観」を根拠のないものではなく、確信に変えていく過程なのだと今、実感しているのです。

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