「若者の〇〇離れ」から見えてきた、〇〇の中でも際立つ酒のタチの悪さ。

酒やめて1216日。ネット上に「若者が離れていったもの一覧」があります。考えてみれば、こうしたものがこれまで、経済を回す大きな役割を果たしてきたわけですよね。ただ、ここに来てその歴史的な役割も終わりかけ、そのことを、若者が離れていくというかたちで実証している……とも言えそうです。

自由とは、時間+エネルギー+金の総和であり、この三つをすべてダメにするのが酒だという件。

酒やめて1215日。「学生時代のまま時が流れていたね」というフレーズがユーミンの歌の中(「心ほどいて」)にあります。1991年の映画『波の数だけ抱きしめて』の冒頭のシーンにも使われていました。あるいはトニー・ベネットの「ジョアンナの思い出」には「(ジョアンナと一緒にいれば)どんな街もパリ、いつも日曜日、どんな季節も5月」という歌詞があります。

酒を介した人付き合いにエネルギーというリソースを割くなら、別のことに使いたいよねという当たり前の話。

酒やめて1214日。GUが韓国撤退だそうです。その前に日産が撤退するというニュースもありました。反日製品ボイコット運動が広がりすぎて商売にならなくなったのですね。で、企業の論理としては、うちらが嫌いなら嫌いでええ、うちらは他のところにリソースを割かせてもらいますわといったところでしょう。

「愚者は経験に学ぶ」というけれども、経験だけからのみ学びを得ていたら、人生それで終わってしまうのだという元アル中としての「経験」。

酒やめて1213日。「愚者は経験に学ぶ」と言われます。「賢者は歴史に学ぶ」と対比になっている言葉ですね。まあぶっちゃけて意訳すれば、痛い目に遭うまでわからないということでしょうか(笑)。もちろん私もそうだったのですが、うちの子を見ていてもすごくよくわかりますよ。生き方のスタンスが「パパの言うことを聞いたら負けだと思っているキリッ」ですから、何を言っても馬耳東風です。

酒飲んで不幸ベースで生きるか、酒やめて幸せベースで生きるか。

酒やめて1212日。酒をやめてしばらくすると、突如として圧倒的な多幸感が襲ってくるという話を以前書かせていただきました。残念ながらこの多幸感はいつもというわけではありません。時々のご褒美という感じですね。ただし、普段の心持ちは酒をやめると確実に向上します。自分が幸せ……とまではいかなくても、世の中そんなに悪くないぞということを生き方のペースにできます。

オープンイノベーションマインドと飲酒習慣は、もしかしたら対極の位置にあるのかもしれない。

酒やめて1211日。オープンイノベーションという考え方は、日本ではホリエモンが最初に提唱したように記憶していますが、要は、いろんな組織や人が情報をどんどん公開してその相乗作用でお互いに発展していこうという考え方ですよね。その反対語は何かというと、企業秘密ってやつになるのではないでしょうか。

反面教師の存在が、断酒と断酒継続にかなりのインパクトを持つという話。

酒やめて1210日。私が酒をやめることができた、そして断酒を続けられてる理由の一つに「反面教師」の存在があります。私にとっての反面教師とは、人からお金を借りて飲む人です。あるいは飲み会などでお金を払わない人です。要は「たかり酒」というやつです。

適正飲酒者、機会飲酒者への見果てぬ夢。

酒やめて1209日。数日前に、適正飲酒者、機会飲酒者にはなれないしなりたくもないといった話を書かせていただきました。まあそうなのですよ。もし私が再飲酒するとしたら、ほんとにパッパラパーなアル中的な飲み方しかしたくないのです。そして破滅に向かう自分を楽しみたいのです。

アディクトするものがあると、いつまでたっても自立できないよという当たり前の話。

酒やめて1208日。クリティカルシンキングという言葉を最近よく聞きます。批判的精神と訳されるようですが、もうちょっと意味合いが広くて、要は自分の頭で考えようよってことですよね。教育現場でよく使われたりします。なぜ教育現場で使われるかというと、そういうものを有することがこれからの世の中で大切になるから、という理屈です。

あらためて知った。「暇だから将来に向けて何かしよう」は世の中のデフォだった!

酒やめて1207日。緊急事態宣言の全面解除とあって、ようやく世の中が回りだした感がありますね。フリーランスで定収入皆無の私の仕事も何とか動き出し、先が見えてきたというか、とりあえず飢えずに済みそうな展開なので一安心です。そういう方も多いのではないでしょうか。